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何年経っても形が定まらず。イロイロ、テキトーに書いてます。
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◇油断大敵

気をつけてはいても顔には出てしまったようです。
仕事柄「辛い」という表情は出さないようにというのを一番に心がけていたのですが、いろんな部署の職員さんにすれ違う度に「大丈夫」「どうしたの」と声をかけられ、二度見される始末。どうにも対応しきれない状態であっても、猫かぶり、鉄面皮といわれても、冷静でいなければならないのに。

駄目だ。ケツが青い。軟弱者め。

大いに反省しました。


◇油断大敵2

嫁さん、大当たりだったようです(苦笑)
仕事休んで病院に行ったらリレンザ処方されたとかで、説明受けたのも頭に全く入らなかったそうです。

自己管理も仕事のうち。医者の不養生とはよくいったものです。
スペシャリストだからこそきちんとしなければ。

まぁ、でもゆっくり休みなさいとの神さんからの思し召しなんでしょう。最近くそ忙しい状況だったので丁度いい機会だったのかもしれないな。

◇脱線しましたが・・・・

反省会が今日のメインコンテンツじゃないんでした。

「隠し剣鬼ノ爪」やってるじゃないですかー!なんだよ、早くいってくれよ~。このまえ「蝉しぐれ」やったときは見逃してしまいましたが、今回はちゃんと見れました。

藤沢周平は父の好きな作家です。蘊蓄をさんざん聞かされて育ったので、喰わず嫌いになっちゃっていたのですが、いや、藤沢先生すみません。凄い面白いです。僕も大好きです。NHKで連ドラ化になったこともあってハマりました。
父の日に本をプレゼントしたこともありましたなぁ。

「たそがれ清兵衛」「蝉しぐれ」「秘太刀 馬の骨」「隠し剣鬼ノ爪」「武士の一分」など続々映像化されていますが、山田洋次監督作を「侍三部作」なんて言う人もいますね。

藤沢作品を語るとすれば、「身分違いの悲恋」「不器用な生き様」「達人の主人公」のキーワードが必要です。また架空の海坂藩という東北地方が舞台になるのも共通です。
海坂藩は幕末に官軍側と幕府側に分裂して戦う、という結末がまっているので、それを踏まえてシリーズを読むのも、また通です。
「たそがれ清兵衛」の主人公・井口清兵衛も映画版では、エピローグの三年後に官軍の銃弾によって討ち死にしたことになっているのも細かい。

私は原作的にも映像的にも(黒土三男監督)の「蝉しぐれ」が一番好きです。特にNHKでドラマ化された、内野聖陽さん主演版に強い思い入れがあります。よく父と内野さんの真似して「牧、文四郎ですッ」っていってたっけ。ちなみに文四郎の必殺剣は「秘剣村雨」です。

ちょっと解説しておきますと、必殺剣とかいってると、ブリーチかなんかの「必殺技」を連想してしまうかもしれませんが、純粋に斬り合いでの特殊な型かなんかだと思ってもらえばいいと思います。なにはともあれ、一刀流の達人てことですね。上記の清兵衛さんは小太刀無形流の達人。
ただ、「秘太刀馬の骨」の主人公、石橋銀次郎(これも内野さんだった)の必殺剣はちょっと「必殺技」ぽかったけど・・・。

◇と、話をもどして

鬼ノ爪ですが、いいですねぇ~。父ほど山田監督に思い入れはないですが、相変わらずの東北訛りや風景場面設定や空間表現のうまさは素晴らしい。何より剣の師匠「戸田先生」が凄いカッコよかった。弟子に竹筒で技を教える場面なんて、実写版「バガボンド」じゃないですか。
あの竹をふる度になる「フォン、フォン」てちょっととぼけた音が、ビシッ!バシッ!とした動きにミスマッチで逆に師匠のすごさが引き立つ感じ。

あと、女優さんを美人にとるのもうまいなぁと思います。松たか子めっちゃかわいいじゃんか。
「旦那さまの言いつけなら、仕方ありますめぇ」
非情に良かったです。完全に魅了されました。
「たそがれ~」の宮沢りえさんも綺麗だったし。

「隠し剣 鬼ノ爪」はどんな技なのかは敢えて書きません。観ていない方は是非実際に見ていただきたいと思います。

◇そういえば

「たそがれ~」のロケ地(清兵衛の家)は実家の隣町でした。しかもうちの一番のお得意の酒蔵さんの裏手だったので、見学も特別容易にできたようです。父が「真田さんや監督を見に行く」とか言って宮沢りえさんみて鼻の下を伸ばしていたらしいです。

「たそがれ清兵衛」も、短編小説の一話なので(映画版はいろんな短編のミックスです)原作しっかり読みたいなぁ。

◇いつもの

こっちでは頻繁に放映する「パチンコシティハンター」のCM。原作ファンを激怒させるような内容で、僕も観るたびにむかっ腹立ちます。パロディだとしても笑えるものと笑えないものあります。
オリジナルキャスト使えないなら声入れるなよ。しかもなんで関西弁?
どうせパチンコする人にとっちゃどうでもいいんでしょうけど、ファンとしては悲しい。

最近はなんでもかんでもパチンコになるので、いい加減辟易しています。

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どういう人かって他人に聞いたら「静かな人」
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