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何年経っても形が定まらず。イロイロ、テキトーに書いてます。
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こんにちわ~。皆さん干からびてますか~w

連休を使って実家に帰り、牧場に行ってきましたが、ポロシャツ、ハーフパンツで寒いくらいでした。夜も涼しい風が流れ非常に寝易く、日ごろの暑さで滅入っていた妻も「正直、(アパートに)帰りたくない・・」とまで言ってました。

帰ってきてアパートでこれを書いていますが、滝の汗です。
・・・あれは幻だったんだろうか・・・。

◇宇宙って奴は

漫画「宇宙兄弟」が今話題だそうで。未読ですが、「幼い日、宇宙飛行士を夢見た兄弟が、お互い切磋琢磨しつつ夢に向かって進む」というストーリーをざっと聞いただけでも面白そう。兄弟ネタも好きなので尚更。

先日スペースシャトル「アトランティス」が最後のフライトに挑みました。私の生まれた時代に重なるため、私達世代は「宇宙」=「シャトル」みたいなイメージを持っているはず。
正に夢の乗り物、未来の象徴が現役引退とは非常に残念なのですが、今はまだ、無事に地球に戻ってくるというラストミッションが残っているのですから、それを祈ることにしましょう。

誌面や新聞でもスペースシャトルの歴史等を取り上げていましたが、実は事故や失策について書かれたものが多いのには少し興が覚めました。悲惨な事故もありましたし、有翼機というコンセプトがそもそも欠陥だったこともわかりますが、それをこの期に敢えて取り上げなくてもいいのに、と個人的には思いました。

リスクが大きかったり、莫大な費用がかかったり、結局国の威光が目的だったり、裏では軍事的な目的があったり、色々問題もあるとは思うんですが、それでも現場でやってる人達は夢をあきらめていないんだと信じたい。宇宙飛行士はもちろん、シャトルを設計した人、組み立てた人、整備した人、管制した人、関わった全ての人は、そういった細かく難しい事を解っていながらそれでも挑戦し続けたと思いたい。

まぁ、宇宙開発が終わるわけではないのですが、シャトルの引退に当たって余りにも世間が冷ややかに見ている節を感じたので、思わず熱くなってしまいました。

◇宇宙を語る奴

「宇宙兄弟」のような宇宙を題材にした漫画は沢山あって、好きな人はそれぞれに思い入れのある作品があるのではないかと思いますが、私が好きなのを二つ程ご紹介。

まず、幸村誠先生の「プラネテス」。
NHKでアニメ化もされましたが、ちょっとパラレルワールドかっていうくらい、テーマが割り切られて再構成されているので、原作はかなり雰囲気が違います。主人公ハチマキがデブリ屋で、自分の宇宙船を買うために頑張っている、という事は共通ですが、実は原作版はそこがポイントなわけではないのです。読み進めていくとそういったことはあくまでの話の取りかかりに過ぎず、もっと大きなテーマが隠されていることがわかります。最終巻の表紙絵なんか正に初見では宇宙漫画とは思わないかもねwアニメ版ではそこまでスケールを大きくできなかったのか、ヒロインの愛ちゃんの設定がガラッと変わっています。アニメから漫画に行った人は愛ちゃんの設定にかなりびっくりすると思います。名前の通り「愛」の塊みたいな漫画版の彼女ですが、私も原作版愛ちゃんみたいな妻が欲しかったなぁ(笑)
漫画の名セリフを特集した冊子が多い昨今ですが、この漫画も例に洩れず良い台詞が沢山ありますよ。

もう一つはもっとマイナーですが、故・藤子・F不二雄こと藤本弘先生の短編「老年期の終り」という作品。
星として寿命が近づき、人類に放棄されることが決まった惑星ラグラング。住民の地球への帰還が終了間近になったある日、未確認飛行物体の接近を知らせる警報が初めてラグラングに鳴り響く。
ラグラングに着陸した宇宙船には冷凍睡眠で眠る一人の乗組員が。それははるか6000年前、西暦2057年に地球から外宇宙探査の目的で飛び立った宇宙飛行士イケダ青年であった―。

タイトルの「老年期」はラグラングのことではなくて人類のことなんですよね。ワープを使い60日で地球に帰るときいて、家族恋人全てを6000年前に置いてきたイケダは気を失うものの、種として衰退を迎えている人類の現状を聞き、再び自分の船で宇宙に挑むことを決意する。そのバイタリティが頼もしく、胸を熱くさせるんです。
自分にできることは少しかもしれない。もしかしたら良い結果が出るわけではないかもしれない。でもリスクを背負ってでもチャレンジし続けたい。という、例えるなら「生命力」みたいなものが画から感じられます。台詞無いからこそだと思いますが。

藤子F不二雄先生のSF短編は傑作と呼ばれる物が沢山ありますが、この作品は比較して地味な方だと思うんです。ただ、荒廃したかつての宇宙港や昔の思い出の中で生きる人間達の中で、未来へ立ち向かうラストのイケダ達の行動が希望を持たせます。
今の宇宙開発にも通じるものがあるといいなぁ。・・・て大きく考え過ぎですね。

◇いつもの

はい、私はロマンチストです。


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◇「鉄のラインバレル」読みました。

とりあえず0巻は置いといて、1巻2巻を購入。
先入観無しで(ストーリーとか事前情報無しで)読んだのも幸いしたのか、期待を裏切らぬ作品のクオリティに喜んでおります。

コミックの表書きは必ず読むのですが、一巻のが端的に作品を表現しているなと思いました。

『かつて神にも悪魔にもなれる力を手に入れ、平和のために戦った主人公がいました。
時は流れて21世紀。
平和な時代に神にも悪魔にもなれる力を手に入れてしまった主人公が生まれました。』

中学生という若さからか、自分のエゴを丸出しにし、短絡的に物事を解決しようとする。
その結果、周りがどうなるのか後先何も考えない。

そんなごく普通の少年の話なんです。

正義や愛を語る時は、どうか偽善的で高慢。一人前のような口をききつつ、逃げることが一番得意。
なんか恥ずかしくも懐かしい。そして切ない。
確かにオーバーな表現もありますが、とても人間くさくて、格好悪くて格好良い。魅力的な主人公です。

ま、基本ロボット漫画ですから、戦闘シーンが売りなんでしょうが、そちらも戦闘中に見栄を切ったり、現実的な非現実的表現など、ツボはしっかり押さえています。

ロボット=「マキナ」、パイロット=「ファクター」の関係もおもしろい。
自律回路をもって、パイロットを守る、というのは、昔のロボ漫画からよくある話ですが、「マキナは人間を殺せない。が、人間の操るマキナを、人間の操るマキナは破壊できる」というコンセプトはおもしろい。
つまり、パイロットは、マキナに殺しの因子(ファクター)を与える存在である、ということ。
これは、この物語の主人公には重い話なんですが、序盤は全然気がついていないんですね。
無責任さとかずるさとか、本当にうまく描いてるなと思います。いいよ。

◇作画とか

ペンの使い方が、安彦良和先生に似てる。ちょっと色気を感じるところとか特に。人物画は輪郭や目の淵の線も重ねて描いてあり、荒々しい印象(わざとかも)。今多い、綺麗に描く漫画家さんとか違い、表情や立ち方、煽りや俯瞰といった、画面構成にも個性が出ていて気に入りました。

マキナ設定画はこれまた、線が繊細で。アクションシーン絶対面倒だろコレ、みたいなデザインです。もちろん戦闘シーンでは、省略したり、変形させたりして、それっぽく動いているように見せているわけで、でも細かな描写でうまいな、と思いました。設定画だけみると、航空機デザイナーさんみたいな線です。カトキハジメ氏も、もともと航空機とか好きで描いてた人ですけど(だから初期に手がけたオリジナルガンダムのデザインは航空機みたいなものが多いし、設定も航空機的)、そんな感じ。アゴにポリシーでもあるのかな。しゃくれロボ多し。
主役機ラインバレルとか、面構成も直線曲線むちゃくちゃで、超多面体のトッキントッキンなロボです。正直、近接戦闘用とか言われても、格闘戦なんかできんのか、コレ、みたいな感じです。両腕の下に刀の鞘が、一対ついているのですが、そんなもんなついているだけで動きにくそうだって想像できるでしょ?
胴が短く、両腕、両足がでかくて顔小さいなんて、「ビッグ・オー」を思い出します。だから鈍重そうなイメージだったんですが、コミックを見る分にはエヴァンゲリオンも凌ぐ機動性。
メイン武器が刀ですからね。全高20m、50tのロボが飛び蹴り、超高度からの兜割、チャンバラです。空想科学読本の理科雄先生呼んで来い!
格好いいからいいか~。まぁ科学無視なグレンラガンの比じゃないけどね。

◇アニメ化について

スタッフみたらゲンナリ。今をときめくスタイリッシュアニメのトップランナーの皆さんです(最高の皮肉です)。
こりゃ~見ないわ(笑)。特技監督はマクロスで「板野サーカス」(飛行物体が、うねり舞うミサイルやホーミングレーザーの嵐を高速で回避していく様)を作った板野氏だってさ・・。
主人公・早瀬をシモン演じた柿原君が演じるらしいです。いいねぇ。それはいいね。
あとは知らね。知ってるけど、どうでもいい。

◇いつもの

二巻のラストで泣いたのは内緒です。

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水島新司といえば「ドカベン」と多くの人は言うでしょうが
私にとっては「野球狂の詩(うた)」の方が印象強いです。

私は西武ファンにも関わらず、ドカベンあんまり知らんです。

東京メッツの方が馴染みがある。
岩田鉄五郎、岩田(息子)国立、火浦、千藤、帯刀、富樫・・・そして水原勇気。

女性のプロ野球選手が生まれたそうで。しかもサウスポーではないにせよ、ドリームボール
みたいな変化球を投げるみたいですね。

初めてニュースでみたとき、原作の水原が風呂でも、ゴムボールを握って握力つけてたシーンを
思い出しました。そういうのやってんじゃろか、と。決していやらしい意味ではないです。

水島先生も感無量の様でしたね。原作描いてた当初は正に絵空事だったわけですもんね。

いや~、凄い時代になったもんだ。


ちなみに東京メッツでは富樫が好きです。苦労人富樫。
何巻だったか、女性漫画家さんと合作したのがあって、それ富樫の話だったんですが、好き
でしたね。何度も読みました。内容的にはベタな設定でしたけど。

気づいたけど、マクロスFで歌舞伎の家の息子である主人公が敵撃退時に自分の愛機で藤娘やってましたが、先にメッツの国立がホームラン打って藤娘やってたような。こっち先じゃね?

というかこんなんばっかり書いてると本当に年齢不詳(笑)

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人の間に割り込んだり割り込まされたりして滑りをよくする潤滑油的な何か
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文化的なこと多方面。映画、音楽、ゲーム。サッカーは専ら観るだけに
自己紹介:
どういう人かって他人に聞いたら「静かな人」
自分としてみたら「理屈っぽい人」

酒に酔うとさらに真面目になり、持論を展開して語り始める。気が付くと周りの全員がうなづき聞いている。本人はおちょこで酒飲んでる。動画で撮られてた。本人だいたい覚えていない。
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