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何年経っても形が定まらず。イロイロ、テキトーに書いてます。
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◇最近の実写映画って正直あんまり見る気しないな

ウソ臭くて。CMで取り上げられるような「大作」と言われるようなものは特に。CGが使われるのは今日では当たり前だし、使われていないと逆に文句言われるくらいだから仕様がないと思うけど、あからさまに特殊効果バリバリな感じの映画ってどうなんだろ。

じゃー、アニメにしちゃえばいいじゃんと思うんですよ。最早表現のマルチメディア化当たり前の昨今、垣根なんて皆無に等しいです。そこまで特殊効果ばっかの実写映画だと、監督が「物体の破壊や超常現象の表現は得意だけど、人物の感情表出まではちょっと・・・。」と自分の人物表現の不得意さを露見しているように思えるのです。そこを俳優に補ってもらっているだけみたいに。

ローテクな映画の作り方って、現場行ってロケーションを見て、採光とか具合をみるのだけど、今ではフィルムに加工して光の当て具合も調整できるそうな。
これってアニメでやってる技術じゃん。今のアニメは遠くのものをぼやかすという「空気遠近法」のみにあらず、光の具合や、空気の厚み(モヤっとした感じ?)までCGでつけています。
人間の目って実は広角レンズみたく、消失点(遠近法でいうところの中心)から外側にいくほど歪んで見えているはずですが、そんなところまで再現しようとしているアニメさえあります。

私が言いたいのは「アニメが優れている」ということでなくて、実写映画が、便利だからと言って安直に特殊効果に頼らないでほしいということです。もちろん星が割れるなんているスケールの大きな話なら別ですが。なるべくアナログの良いところを切り取ってもらって、特殊効果はそれを補う形にとどめてほしいんです。

「ロード・オブ・ザ・リング」なんかは良い例だと思います。監督のロケーションへの思い入れもあると思いますが、あれはスタジオとCGとロケの使い方が絶妙だったと思います。

いや~、本当に次世代機でゲームをやるようになると、つくづく思いますよ。景色をず~っと眺めているとか、魚の泳ぐ水槽をず~っと眺めているときとか。
そういった作り物への作り込み量が半端ではない今日、同じ「作り物」たる二次元的表現だからこそ映画の中の「現実味」の大事さを実感したいんですね。

映画ってそういうものであって欲しいな。「非現実的なリアル」を表現する、一番のメディアなはずなのだから。


身内が、「ラストレムナント」しているのを見て、「今の子たちは、これが当たり前(ゲームというものの基準)になるんだね」と言っていました。

なんだか、返せる言葉がなかったんですよね。現実と非現実の境がないって皮肉なんだけど。


◇いつもの余談

「地球が静止する日」てジャイアントロボかと思った。一瞬。

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