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何年経っても形が定まらず。イロイロ、テキトーに書いてます。
◇観てきましたぞよ

「アバター」
ジェームス・キャメロン監督
主演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ

ちょっと観るのが延滞していたけど、ようやく観れました。家の近くの映画館は3Dで観れないので2Dでしたが、充分に映像美は堪能できたように思います。

◇おはなし

※例によってネタばれ全開なので自己責任でよろしくお願いします。






戦場で脊椎を損傷し、下半身不随になった退役海兵隊員のジェイク。彼の双子の兄であり科学者であるトム
が、ある”実験”について甚大な融資を得ていることを知り、さらに彼の死も知る――。

地球から5光年離れた巨大ガス星の衛星の一つにそこはある。「パンドラ」。超電導質の鉱物を含むその星には空に浮かぶ山々、大型の生物や植物、そして「ナヴィ」と呼ばれる先住民がいた。

「ナヴィ」は生まれながらにしてカーボンを体組織に含み、特殊な器官を使ってパンドラのあらゆる生物と精神的共有、あるいは融合が可能。高濃度の二酸化炭素を含む大気の中でも活動が可能。

「アバター」はナヴィと人類のDNAの結合体であり、遠隔操作によって活動ができる。トムのアバターはDNAが一致するため、ジェイクが捜査することになった。
グレース・オーガスティンを代表とする科学者たちは、アバターを用いて「ナヴィ」と交流をもち、特殊な、超生物学的な活動を行っているパンドラの生態系を調査している。
並行して軍部や企業などは、パンドラの超伝導性鉱物「アンオブタリウム」(1キロ2000万ドル)の採掘を進め、生態系を破壊しつつある。

もともとトムの代理として、科学部に配属という形になったジェイクだが、体の治療に必要な莫大な医療費を補うため、また退役したとはいえ海兵隊員としての了見で、軍部の方針のもと、ナヴィの部族に信用を得、彼らの中に入り込みその住みかであるホームツリーから退去するように説得する任務を請け負う。全てはホームツリーの下に眠る広大なアンオブタリウムの鉱脈採掘のためだった。その猶予は3ヶ月。

ジェイクはナヴィ・オマティカヤ族族長の娘ネイティリに偶然助けられる。彼女は先遣隊であったグレース達の「学校」で英語を習っていたため、コミュニケーションはとれるが、ナヴィ達は人類を「スカイ・ピープル」「エイリアン」「悪魔のとりついたもの」(遠隔操作をしているため、操作中以外は気を失ったようになるため)と軽蔑しているため、ジェイクのことを受け入れようとしない。ネイティリもまたパンドラの生態系の中で生きている自分達のことを全く知らない、理解しようともしないジェイクを軽蔑していた。
しかし、パンドラの全てのエネルギーの素、ナヴィにとっての神の存在「エイワ」、その御使いとされる「木の精」にジェイクは「選ばれる」。
なんらかの神託をうけた存在として、ジェイクはオマティカヤ族に受け入れられ、ネイティリにナヴィの全てを教わることとなる。
ジェイクは得た情報を科学者としてビデオログにまとめる傍ら、マイルズ大佐らにホームツリーの構造など「侵攻」した際に役立つ情報を伝えていた。

それに気がついたグレース達は基地から撤退し、元来「アバター」を用いて研究拠点にしていた施設に移動。ジェイクは本格的にナヴィとして生活していくことになる。
遠隔操作中はしきたりや作法、狩りの仕方や乗馬の方法を学ぶ。ナヴィは後頭部の巻き毛にある器官「フィーラー」を、その他の動物のそれに繋ぎあわせ、精神的に同調し意思で指示を与える。精神同調が浅い場合はうまくあやつることができない。
また現実世界に戻った後も、言語学者とナヴィ語の学習や挨拶などの作法について学ぶ。

ナヴィの文化を知れば知るほど、エイワを中心とした生態系と共存、共栄を図る生き方に感銘を受けるジェイク。元来の運動能力もあり、ハンターのしての実力も確実に向上していく。
ついにハンターとして、ナヴィとして一人前の証明である儀式に赴く。肉食で獰猛な飛行生物、「イクラン」と精神結合を行う。イクランは生涯に一人だけ精神結合を行い主人と認めるのだ。
苦戦しながらも遂にイクランと結合を果たすジェイク。おぼつかなかったのもつかの間、すぐさまイクランを操り自在に空を駆けるジェイク。その姿をネイティリもまぶしく見つめるのだった。

儀式を全うし、真にオマティカヤの一員として迎えられるジェイク。
ネイティリは彼にナヴィの伝説を聞かせる。彼女の祖父の祖父の話。パンドラ最大最強の飛行生物「トルーク」。彼はトルークと契約し空を駆け、部族を一つにまとめた。トルークと契約できた者はいままで限られた数しかいない。今はもう伝説となった彼らを人々は「トルーク・マクト」と呼ぶ――。
ハンターと認められたナヴィの男は、ホームツリーで自身の弓を作ることを許される。そして契りの相手も選ぶことができる。ジェイクは言う「もう決まっているが相手が認めてくれるかどうかわからない。」
それにネイティリは答える「相手ももう認めているわ。」
その夜、二人は結ばれた。

しかし、ホームツリーへの侵攻作戦が開始されてしまう。グレースとジェイクは必至に退去の説得を試みるが、聞き入れてはもらえない。ネイティリもジェイクがこの事態になることを前から知っていたこと、自分達をホームツリーから追い出すために来たという事実にショックを受け、ジェイクを信用できない。巨大攻撃機に無謀にも弓矢で立ち向かうナヴィ達。そんな中非情にもホームツリーへの攻撃命令が下る。爆撃され炎上し、遂には崩れ去るホームツリー。巻き込まれ命を落とすナヴィ達。その中には族長の姿も。
父を亡くし故郷を失い、絶望するネイティリ、駆けよるジェイクを彼女は拒絶する。ジェイクはなすすべもなく立ち尽くすことしかできない。追い打ちをかけるように軍部の命令によって遠隔操作マシーンを止められ拘束されてしまう。失意の淵に立たされるジェイク。

大佐のやりかたに納得できないヘリパイロット、トルーディ。彼女と科学者たちの協力で脱走を図るジェイク、グレース達。その途中、凶弾に倒れるグレース。彼女を救うために再びアバターへ戻るジェイク。炭と灰の中で目覚めるジェイクその惨状に怒りと悲しみがこみ上げる。そこへイクランが舞い降りる。この惨状を打開させるためには何ができるのか、今やナヴィ一のイクラン乗りになったジェイクは、あの伝説を思い出す。
相棒に最後の指示を与えると、急降下をかける。すべてを駆けて飛び降りる――。

ホームツリーを失い、”聖なる木”のもとに集まったオマティカヤの民。祈りをささげる彼らのもとに巨大な影が。突然現れた巨大飛竜に驚きおののく民。しかしその背にはジェイクの姿があった。トルークを操る英雄その姿に、絶望しきっていた民は一縷の望みを見出す。それはネイティリも同じであった。信用を裏切られたと感じ、全てを失っていた彼女をジェイクは再び支える。
再会を喜ぶのもそこそこにジェイクは彼らにエイワを通じてグレースを助けて欲しいと頼む。グレースとそのアバターを聖なる木のたもとに運び、傷ついたグレースの精神をアバターへ移す方法を試す。エイワは確かに応えたが、グレースは衰弱しきっておりその命を閉じる。最後までナヴィの、パンドラを想っていた彼女の死は、ジェイクにも、ナヴィ達にも大きな悲しみを落とした。

ジェイクは民に語りかける。彼らにこの星を渡してはならない。望む者は力づくで奪うものたちに知らしめるのだ、これが我々の星であることを。戦士達よ。共に飛ぼう。集え、トルーク・マクトのもとへ!と。

パンドラにちらばる様々な部族が集まる。その中心には巨竜を狩るジェイクの姿があった。聖なる木の蹂躙爆撃を目論む人類。その巨大飛行船団に向け、彼らは立ち向かう。
イクランによる集団戦法。騎馬隊による突撃で、それなりの戦果を挙げるが、少しずつ、その戦力差に押され始めるナヴィ達。現族長である、ネイティリの兄も力尽き、一人小型戦闘ヘリで突撃したトルーディも戦死してしまう。ネイティリもまた相棒のイクランを失い、地上部隊に包囲されてしまう。これが最期、そう悟った彼女は、ジェイクの制止も聞かず父の弓を構える。反撃したら最後、集中砲火を浴び・・・ジェイクは必至に諭す。
その時、地球人兵士のセンサーに、突撃してくる巨大な集団が映る。なんとそれはパンドラに住む巨大な生物達だった。その壮絶な突進になすすべもなく崩壊していく地上部隊。また本隊である飛行部隊も、野生イクランの大集団に襲われ壊滅しつつあった。
その隙をついたジェイクは採掘用のダイナマイトを積んだ大型シャトルに飛び移ると、エンジンを破壊し撃墜させる。同じ要領で残った編隊旗機も撃墜させようとたくらむが、その戦火の中、マイルズ大佐は愛機の宇宙アーマーに乗り込み一人脱出する。トルーディが別の場所に移動させていた遠隔操作機を見つけ出した大佐は、その中のジェイク本人を狙おうとする。そこへパンドラのライオン、サナターと契約したネイティリが駆け付ける。必死の攻撃で遠隔操作機の破壊は免れるが、施設が壊れ、二酸化炭素の多い大気が施設内に侵入してしまう。
サナターを倒し、ネイティリにトドメをさそうとする大佐のもとにアバター・ジェイクが駆け付ける。凄まじい身体能力で宇宙アーマーと互角に戦うアバター・ジェイクだったが二酸化炭素ガスが機械の中の本人を侵食し始め、身体が動かなくなる。瀕死を追いながらもジェイクを追い詰める大佐。この闘いに終止符を打ったのは、父の弓を構えたネイティリの放った矢であった。
ジェイクは消え去りそうな意識の中、必至に遠隔操作機から抜け出し、酸素マスクをつけようとするが、低所に倒れこんでしまい起き上がれない。
倒れこんだアバター・ジェイクの様子をみたネイティリはすぐさま状況を理解し、施設内へ。昏倒し気を失ったジェイク本人を見つける。以前にグレースがつけていたことを思い出し、彼にマスクをつけると、しばらくして反応があった。気がついたジェイクは思いきり酸素を吸い込む。

この数カ月の間、いつも傍にいた二人。お互いに「直接会う」のがこれが初めてであった。
ジェイクがナヴィ式に挨拶をする。「I see you.」
ネイティリが応える。「I see you too.」
二人は改めて、お互いを確かめあうのだった。

戦闘は終結し、地球人は自分達が破壊尽くした母星へ帰っていった。数名を残して。
もちろん残ったジェイクは基地を後にする。遠隔操作機は二度と使わない。ここへも二度と戻らないだろう。

聖なる木の下、ナヴィ達が祈りをささげる。木の精たちが包む中、ジェイクは、自らのアバターとともに眠る。最愛の妻が見守る中、その命が新たな身体へと伝わっていく。
妻が呼び覚ますように寄り添う。木の精達が舞う。
そして彼は再び目覚める。”アバター”ではなく、ナヴィ・オマティカヤ族の一人、ジェイク・サリーとして目を開けた―――。


◇まとめ

奥さん曰く「ロード・オブ・ザ・リングだったなぁ」とのこと。部族を集めて一大反抗作戦に打って出るってなると、どうも全部それにみえちゃうのは仕方ないよなぁ。
ストーリー的には最初のジェイクの異文化に対する無知さというか、無邪気さというか軍人気質がある辺りとかが、往年の西部開拓モノとか、民族文化交流モノの映画を彷彿とさせます。
でももうちょっと、同じキャメロン監督の「アビス」みたく「わけわかんないので感じる怖さ」とか「不思議さ」がもっとあってもよかったかなぁ、と思いますね。
6本足の動物とか精神の共有とかは面白かったですけどね。
ラブ、ロマンス的な要素はキャメロン節にしては控えめだったですけど、ネイティリが、今までのキャメロンヒロインの例に洩れずスーパーレディなのがねぇ~。でもふとみせる弱さの部分が男心をくすぐる(笑)
夫婦になったあとに電源きられて糸のきれた操り人形みたくなったアバター・ジェイクに「やはり悪魔憑きだ!」と襲いかかるナヴィ達を一人盾になって守る姿とかグッときました。

映像に関しては言うことはないです。3Dではないとはいえ、充分に堪能できます。モーション・キャプチャーの枠をこえて、呼称は「エモーション・キャプチャー」「パフォーマンス・キャプチャー」って言うそうですね。動きはもちろん、表情も全部キャプチャーしてキャラクターを作り上げるのだそうです。だから仕草や目線、表情などは、全て俳優さんのそれということなんです。これは「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムなんかでも取り入れられていた技法ですが、今回のはさらにそれがバージョンアップしているそうです。
今まで特殊メイクや特殊効果で行っていたことを、これならより自然な形で表現できます。今後SFやアドベンチャーなんかではこういったのが王道になっていくんでしょうか。

水や泥、皮膚感やボディペイントの質感まで、本当に本物みたいです。流石に空想の兵器や生物はまだ「本物ぽい」という粋ですが、空力や物理法則を計算尽くされた動きは滑らかの一言です。最後の宇宙アーマーVSネイティリ騎乗のサナター、なんてどうやって映像にしてんだかわけわかんないです。凄いもんですなぁ。

とても面白くて、映画館で見る価値は大、とは思うのですが、それほど、めちゃくちゃ重厚なストーリーというわけではないです。でもそれは逆に、おススメできる人を問わないことでもありますが。
ネイティリちゃんが頭良くてセクシーでキュートでかっこいいのでそれだけ観にいくだけでもいいかもしれませんね(笑)。



パンフレットが600円の割には結構厚くてお買い得でした。インタビューもよかったです。
でも戸田なっちゃんの字幕には相変わらずしっくりこないとこありますぜ。字幕観る方は注意。

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無題
映画最近見ないなー。
今度見に行こうかなー。

いつもコメントありがとぉー
Posted by 2010.01.25 Mon 18:24 編集
お金かかってますねー
3Dで見てみたいですけど
金欠の僕にとって映画は...w
映画館に行くと映画ではなくグッズに夢中になってしまうんですw
Posted by さどまる 2010.01.27 Wed 17:11 編集
どこにお金掛けてるんよw
サド丸先生、金欠の割りにはMHFなんて課金ゲーしてるじゃないですか。

とか棘のある言い方してみたり(笑)

昨日も団にてサド先生の安否確認がありましたので、Fにぞっこんみたいです、と伝えておきましたよ(笑)
Posted by 円富茶 2010.01.29 Fri 13:29 編集
凛君へ
ごめん、ちょっとネットから離れてたんです。

時間みたら寄りますね~。もしかしてラジオ沢山録りました?一気に聞く予定ですます。

またよろしくね。
Posted by 円富茶 2010.01.29 Fri 13:31 編集
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人の間に割り込んだり割り込まされたりして滑りをよくする潤滑油的な何か
趣味:
文化的なこと多方面。映画、音楽、ゲーム。サッカーは専ら観るだけに
自己紹介:
どういう人かって他人に聞いたら「静かな人」
自分としてみたら「理屈っぽい人」

酒に酔うとさらに真面目になり、持論を展開して語り始める。気が付くと周りの全員がうなづき聞いている。本人はおちょこで酒飲んでる。動画で撮られてた。本人だいたい覚えていない。
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