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何年経っても形が定まらず。イロイロ、テキトーに書いてます。


ギリシャの風土なんかを前回に紹介しましたので、今回はメインの遺跡&観光を主体に書きたいと思います。

◇リアル世界史の教科書

DSCN0157.jpg

国立考古学博物館です。






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有名なポセイドン像。トライデントと目は別パーツ(もしくは別の素材)で作られていたので残っていないそうですが、それでも威厳ある立派な像ですよね。だいたい2~3mくらい。現地ガイドさんが「こういう美男子はもうギリシャにはいないね」て言ってました。ひげ面なのでわかりませんが、確かに至近距離でみると、おっさんというよりハンサム顔です。

貴重なバックショットもとって見事な尻を皆さんにも見せたかったですが、観光客が沢山写っちゃったので載せません。


DSCN0160.jpgこれまた有名な「アガメムノンの黄金のマスク」(右)。テンション上がるわ~!博物館に入ってすぐ展示してあります。
アガメムノンのマスクの通称を今でも使ってますが、アガメムノンのいた時代から300年ほど前の物と実証されているので、本当は彼のじゃないです。
遺体の顔に被せてあったんですね。


DSCN0163.jpg
こっちはこどもの遺体の全身に張ってあったそうです。
もちろん、全部金です。
他にも指輪とか首飾りとか沢山展示してありましたが、かのシュリーマンは発掘したそれらを奥さんに沢山つけさせて写真を残した、とか有名ですね。




DSCN0161.jpg
武装。ディスプレイの仕方が見事だなぁ。

柄が金だったようですね。
鉄が来る前の青銅の剣です。つまり紀元前1200年以前の物っちゅうわけですね。


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ポセイドン像の近くにありました。
ミノタウロス。ミノス王が迷宮に閉じ込めたんだっけな。
ガイドさんここスルーでした。

そんな!





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アテネ像。かっこいいなぁ~。これはレプリカだそうで、本物はやはり巨大だったようです。これでだいたい1mくらいでした。

胸の般若みたいな顔はなんなのかな、とずっと思っていたら、ガイドさんが「メデューサ」だと教えてくれました。盾の裏には蛇がいて、力の象徴だそうです。

セインセヤッ!少年は~い~ま~!!
セインセヤッ!明日の~勇者~!おうぃぇ~♪


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これちょっとお前ですが、博物館のエレベータのボタンです。
見にくいですが、一階が「0」なのがわかるでしょうか。2階は「1」です。

ややこしいですが、これはホテルもどこもギリシャではそういう表記です。
「レストランは1階です」と言われたら、ギリシャでは食事は2階ってことです。

ちなみに地下1階は「-1」と表示されます。
開けるボタンはあるけど閉まるボタンはないんだよね。開けるボタンが並んで2個とか意味不明の場合もある。

DSCN0203.jpgDSCN0202.jpg左、グリフィンの頭部彫刻。
右、古代ギリシャ文字。
グリフィンは結構いっぱい出ているみたいです。なんで頭部だけなのかは聞きそびれました。なんかの装飾だったのかな。
ギリシャ文字は今のものとは違うようですが、使われていた言葉は同じとのことです。

DSCN0207.jpgDSCN0209.jpgまたまた武装の数々。
映画「トロイ」をみた人なんかはわかりますよね。どっちがギリシャ軍かどっちがトロイ軍からちょっとわかりかねるけども。戦利品として敵の武器を神殿に奉納するってこともあったみたいです。右は戦車の復元ですが、これに乗ってジョセフ・ジョースターがワムーを倒したかどうかは定かではありません(笑)


CIMG0422.jpgどーん。

言うまでもなくパルテノン神殿。
アクロポリスといえばパルテノン。パルテノンといえばアクロポリス。
紀元前5世紀のドリス式建築の最高傑作。今でもちょっとずつ修復中。
パルテノンの由来はアテネ・パルテノス(処女の意味)の12mもの像が飾られていたから、かな?守護神アテネを祭った神殿なのです。


アクロポリスの丘は予想以上に高いので、アテネ市内から見えます。逆にアクロポリスからだと山々や海まで眺められます。
CIMG0393.jpgディオニソスの劇場。ブーリエの門に入る前にとった写真ですが、これ良い写真だよね。
嫁さん撮影。

ちなみに前回の一枚目もここの展望台を眺める私をとった嫁さんの写真です。


DSCN0536.jpg夜はライトアップされます。アクロポリスに入ることはできないので、遠くから観るしかありません。

最大望遠で苦労して撮った一枚です。




CIMG0469.jpgメテオラ。
ギリシャの北西部に位置する巨岩群地帯。

巨岩の頂上には修道士達が建てたギリシャ正教の修道院が建つ。
一時は20以上の修道院があったそうですが、実際に使われているのは今では5つのみだそうです。
地名はLinkin parkのアルバムタイトルにも使われてますね。

私たちは「ヴァルラーム」と「ルサヌ―」の2つの修道院を中まで見学させてもらいましたが、なんでこんなところに建てるんだ、ってところにあるんです。今では階段なんかがありますが、昔はロープで絶壁を登ったり、網の中に入った者を上から引っ張ったりしたそうです。当然死人も出たそうです。
いまでもその網やロープはあります。今でも使ってるそうな。No~!!

DSCN0272.jpg

ヴァルラーム修道院。
馬鹿みたいにでかい岩の上に建てられています。

14世紀頃に作られたそうです。


DSCN0273.jpg入り口はこんな感じ。岩のところにあるんですよね。岩屋かいな。
と思ったら、修道士は院ができる前には岩に自然に開いた穴の中で暮らしていたんだって。

冗談じゃなかった。





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パンフレットに載っている構図を見つけたので一枚撮影。

・・・している姿を嫁さんが撮影。






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こんな所を登っていきます。

中は撮影禁止なのでお見せできませんが、フラスコ画やイコン等のいわゆる宗教画をとても近くで見れて、その神聖な空気に正直ビビるくらいでした。
油絵の匂いっていうのかな、あの独特な匂いとか蝋の匂いとか、そういう雰囲気も神々しい感じを強めて、なんかもう言葉が出なかったです。



DSCN0304.jpg

アギア・トリアダ修道院。

「メテオラ」といえばここっていう修道院。
メテオラはギリシャ語で「天空に浮く」という意味があるのですが、正に中に浮いているように見える。
どうやって行くのかわからないし、どうやって建てたかもわからない。ここからみると。


tumami.jpg
なんか思いたってつまんでみました。

他の観光地もそうですが、冬はオフシーズンなので、観光客がほとんどいないです。貸切状態。





CIMG0524.jpg
ちょっと南下しまして、デルフィへ移動。
デルフィ=ドルフィン=イルカってことみたいです。
古代ギリシャでは世界の中心と考えられていたそうです。太陽神アポロンが大蛇ピュトンを倒して神託を授かった地。ということでアポロン神殿があります。
この写真は1万4000人が入ったとされる劇場後。舞台なんかも残ってます。

DSCN0366.jpg
宝物庫の修復版。
神託は誰でもうけることができたので、生贄(動物。当時入り口近くの市場で売っていた)を授けて多くの人が訪れた。宝物も沢山あったそうで、こんな建物がいくつかあったそうです。





DSCN0369.jpg
ここも高台にあるんですが、景色がすごい。嫁さんと二人でずっと「凄い凄い」言ってました。





DSCN0374.jpgアポロン神殿の東側を北からとった写真。今では柱と床が神殿の面影を残すのみ。と言っても巨大なので存在感は圧倒的です。

西側に巫女さんが神託を受けていた地下室があるけど、イオウなど有毒ガスが出ていたそうです。ラリッた巫女さんの言葉を神官が神託として書きとめていたようです。今では立ち入り禁止になっています。


DSCN0331.jpg
デルフィはすぐ海岸になります。
山と海と夕日の共演です。

綺麗ですなぁ。古代の人もこの景色を見てたんじゃろうか。



ギリシャの地図を見ると南西に半島があるのがわかると思いますが、それがペロポネソス半島です。
「スパルタ」とか「オリンピア」とかある半島です。

アテネオリンピックで聖火を灯しますが、今でも巫女さんがオリンピア遺跡の聖火台で点火します。
というわけでオリンピア遺跡です。
CIMG0548.jpg
フィリッペリオンと呼ばれる円形の建物。フィリップ2世が戦争の勝利記念に建てた物。
現地ガイドさんによるとオリンピックの聖地に戦争の勝利碑を建てたことは当時の人からも不評だったようです。



遺跡の入り口を入ってから右手には柱の跡がいくつか並んでいます。本番前に選手達はそこで練習をしていたそうです。知ってのとおり、古代オリンピックは全員裸でやりましたからギリシャ語で「裸の者」を意味する「ジムナ」(だったっけな?)からとって、そこをジムナジウム=体育館と呼ぶそうです。
体育館を英語で「ジム」と呼びますが、これが語源でしょうか。

ゼウス神殿には当時14mものゼウス像があったそうですが、今でもどうやってそれを作ったのか不明だそうです。ギリシャ七不思議の一つとのこと。
今では柱が一本立っているだけです。付近には倒壊した柱のパーツが転がっていますが、その巨大さに驚くばかりです。なんであんな大きな石を円に切ることができたんでしょうね。不思議でしょうがない。
DSCN0421.jpg

スタジアム。
第一回オリンピックの競技は「スタディオン」のみ。スタディオンとは短距離走のこと。192mが1スタディオンというわけです。
スタジアム自体は213mあります。
スタディオン→スタジアムってことかな。

CIMG0546.jpgということで走ってみました。
さすがに裸ではないですけどね(笑)

いい体験でした。

東西に石灰石でできたスタートとゴールが残っています。
写真、実はゴールの方の石なのはご愛敬。


オリンピックはヘラクレスが始めたというのは初めて知りました。第13回までスタディオン1種目だけだったとか、ガイドさんの話はためになるなぁ。

そしていよいよ、個人的に観光のメインに位置づけていた「ミケーネ遺跡」へ。
DSCN0433.jpg
ミケーネ遺跡は今回の遺跡の中で一番古いものです。
これは古墳の入り口の門ですが、三角形に切り崩されているのがわかりますか。これは左右のバランスを均等に保つためだそうです。これが垂直だとだめなんです。

発見された時には墓荒らしにあった後で何も残っていなかったそうです。



DSCN0434.jpg
ちなみに内部。実は円錐状になっているんです。だから三角形に切りこんでいないとバランスがおかしいそうです。
なんでこんなことができるんでしょうね。不思議で仕方ないです。どう積んでどう組み上げたの?

黒ずんでいるのは羊飼い達がここが遺跡として発見される前、休憩所として使っていたからです。焚き火の煙が舞い、天井に焦げとして残ったわけです。羊飼い達は当時ここを何だと思ってたんでしょうね。色々逸話がありそうでそんなところも面白そう。

DSCN0438.jpg来た~!「獅子の門」です。門の上にライオンの彫刻がありますが頭部は別に作ったため、今では残っていないそうです。

これを見たくてギリシャに来たようなものです。良かったなぁ。かなり興奮していました。
別に嫁さんとツーショットで撮ってもらいましたが、宝にします。


内部の円形墓地で、先にアップした「アガメムノンの黄金のマスク」など黄金がザクザクでてきました。でもそれよりも随分昔の墓跡だということが分かっています。ミケーネ文明はトロイ戦争の伝説で出てくるアガメムノン王が有名です。ドイツの商人シュリーマンが誰も信じなかったこのホメロスの叙事詩を、まずはトロイを発掘したことで証明し、トロイがあるんだからこっちもあるだろうと発掘し事実を証明しました。

私は小さいころに藤子・F・不二雄先生の「T・Pぼん」でこの話を読んで夢中になりました。当時のミケーネの人々の息吹を感じるような気分は最高ですし、藤子先生もこの風景を見て漫画の構想を練っていたと思うと一段と感慨深いです。
添乗員さんにもおススメしました、「T・Pぼん」。

旅行の最後はエーゲ海クルーズです。クルーズは色々ありますが、1日プランというのが最短で、主な観光の島3島を順に回ります。
島の回り方は天候や海の状態で変わるそうですよ。
DSCN0487.jpgDSCN0470.jpgDSCN0472.jpg







CIMG0589.jpg
まずイデア島へ。天候もよく、入江から見た景色は絵にかいたような見事さでした。海も棲んでいて綺麗なんです。泳いでいる魚も見えました。

白い壁、赤い屋根、青い海と空のコントラストは見事。

自称風景写真家、嫁さんの写真をいくつかどうぞ。

CIMG0590.jpgCIMG0603.jpgCIMG0620.jpg










CIMG0595.jpg
なんか別世界にいる感じ。
御上りさんじゃないけど、物珍しげにキョロキョロして「ハイ、私は観光客ですよ~」てアピールしてるようでした。
イドラはお店が多くて買い物にどうぞって島ですね。
でも、実は結構日本客多くて、おばちゃん達の方が凄かったけど(笑)


DSCN0508.jpgDSCN0509.jpg
途中短時間よったポロス島は観光の島。絵葉書みたいな場所ばかりで30分以上歩きまわりました。







CIMG0632.jpgCIMG0635.jpg最後のエギナ島ではオプショナルツアーでアフェア遺跡に行けます。アフェアはギリシャ語で「消えてなくなる」。ニンフが森に消えてなくなった場所でできた神殿なんだそうです。
特産物はピスタチオ。ということでピスタチオアイス!結構普通においしいです。上のクリームみたいなのもアイスでした(笑)

DSCN0529.jpg最後はピレウス港に寄港で終了。丸一日かけてのクルーズなのでクタクタです。

すっごい楽しいですけどね。私達はとても天候がよかったけど、前日はちょっと荒れて、翌日は寒波で日本人客以外は全員キャンセルだったそうです。なんか幸運だったみたい。



幸運といえば、天候で、予報で雨でも全然降らなかったり、降っていても私達が外出する頃には止んだり、とても恵まれていました。「よっぽど晴れ女の方がいるんですね」と添乗員さんがよく言ってました。



なんかまとめきれないし、言いたいことも全部言えてないですけど、とりあえずここまでにしておきます。
疲れちゃった。ぼちぼち小分けで書きたいと思います。

そういえばなんでモンハンでヘリオス装備が好きだかわかります?大理石像みたいな装備も好きだからです。女性版の「セレネ」はギリシャ神話で月の女神で、狩猟の神アルテミスの夕刻での姿と言われているんですよね。
面白いんすよ、ギリシャ神話。

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無題
旅行に行っていたんですかー
うむむぅ、う、、、羨ましいですw
ヴァルラーム、アギア修道院…どう見ても
波紋戦士の修練場にしか見えな…ゲフゲフ
アポロン神殿周辺で赤い石を見かけませんでしたか?w

グリフィンの頭部彫刻は何十体か集めて部屋に飾りたいですね^^
Posted by サド丸 URL 2009.12.15 Tue 00:58 編集
なんだ、このダサいマスクはぁ!?
サド丸・サードスターさんいつもコメントありがとう。

チャリオッツの展示はほとんど木製で泣いたよ。シルバーじゃなくてウドゥン・チャリオッツだよ。

ヴァルラームには決して針山の修行場はありませんので、エシディシもおりません(笑)
シーザー!!(関係なし)
デルフィの赤石!?シュトロハイムがだまっちゃいないぞ。

グリフィンの頭部はそれこそ10数個以上展示されていたよ。他にもアルカイックスマイルのスフィンクス(ギリシャのは上半身女性で下半身ライオンで鳥の翼が生えているやつ)もありました。インテリアに欲しいけど、でかすぎて邪魔だ(笑)
Posted by 円@マスター 2009.12.15 Tue 11:18 編集
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文化的なこと多方面。映画、音楽、ゲーム。サッカーは専ら観るだけに
自己紹介:
どういう人かって他人に聞いたら「静かな人」
自分としてみたら「理屈っぽい人」

酒に酔うとさらに真面目になり、持論を展開して語り始める。気が付くと周りの全員がうなづき聞いている。本人はおちょこで酒飲んでる。動画で撮られてた。本人だいたい覚えていない。
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