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何年経っても形が定まらず。イロイロ、テキトーに書いてます。
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◇忘れたわけじゃないけど

ゲーマーブログだったわいな。
新婚全開なブログもいいだろうけど、開始当初から見ている(もしくはブログ前の私の言論をしっている)方々にとっちゃどうでもいい話でしょうし。

あれ?どうでもいい話を書こうと思って始めたブログだった気もするな。

どこかで本末転倒な気がするのは気のせいではないようですよ。

時間の使い方が変わったので、独身の時のように情報誌を読みふけったり、ネットサーフィンしたり(といってもだいぶ極端な方向に)ということはなくなりました。細かく言えば寝室の電灯の使い方も変わったので―おかげ様で以前のように眠れなくて困るということは全くない―本を読む間もなく寝入ってます。

仕事から帰ったら、ご飯作ってもらったり作ったりしながらニュースみて、互いの実家からもらった果物とか食べながらうまいコーヒー飲んで寝るみたいな毎日で、なんかこれがしばらく続く気がするな。

例えば子どもが生まれたり、家を建てたり、なんていう節目節目にはそれぞれの変動があると思うんですが、仕事へのモチベーションも変わりました。変に責任転嫁したりしなくなったし、被害妄想になったりしなくなって、前よりも自分の立ち位置が明確になるというか。「まぁ、このくらいまでが私のできることだろうな」と客観的に見えるようになってきました。前は自分のことだけの責任だけ負って、物事も言い訳でなんとかごまかせば良かったのですが、今となっては私の言動一つ一つは嫁さんとその他大勢に影響するだけの状況になったことでそういうわけにもいかなくなりました。
でも逆に人間がちっちゃくまとまらずに済んだと思って良かったなぁと思います。
結婚の解釈って色々あると思いますが、今日もこの一番忙しい時期の激動する職場を切り盛りして、定時過ぎに食べる暇のなかった嫁さんの弁当を一人で食べながら考えていたんですが、変にひねくれた人間にならずに済むのは家庭を持ったおかげだと思いました。

前だったら、「なんで一人で全部やらされてるんだ」とかいって簡単に上司のせいにしたり職場のせいにしたりいじけて自暴自棄になったりしましたし、ありがちですが「自分はこんな仕事やりたかったんじゃない」とかいっちょまえみたいな口きいてみたり、言われることすべて理不尽なことのようにしか受け取れない時期とかありました。

知ってる人の少ない当時の私のブラックサイドの餌食になったのは、彼女だった嫁さんですが、よく我慢できたもんだ(笑)だから嫁にしたんだけども。

◇仕事の中身を書くのは初めて

最近も私の2倍以上の歳を重ねている患者さんと「やっぱり、最後は”愛”だよね」という話をして、前だったら真面目に受け止められたかわかんないですが(その時はもちろん病気の話をしていたのですが)、「うん、確かにそうですよね」と素直に体に入ってきた感覚でした。
その方は、互いの病気を互いに支えあっている”パートナー”と生活している方でしたが、私が結婚したと聞いてわざわざこの話のためにきてくれました。やはり支えてくれる人がいるからこそ自分の生活があるんだって話だったんですが、その内容の重いのなんの(笑)
他に、もっともらしい面談理由を言ってましたが、それが口実だっていうことはすぐにわかりました。

私は今の仕事をして4年経とうとしているところですが、それこそ教科書通りのことしか言えない、世間のことを何もしらないただのガキだった時から、それこそ自分の父親よりも人生経験のある方々と「生きることってどんなことか」「なんで生きなきゃいけないのか」「死ぬのも不安だけど生きるのはもっと不安だ」なんてことを毎日、一緒に話させてもらってます。

振り返るとそれを負担に思ったことは無いですね。単純に自分の知らない世界を垣間見る、という興奮も確かにありますが、なんというか、比べたら大変に失礼ですが下手なヒューマンドラマやドキュメンタリーなんか匹敵できないほど壮絶な人生があったり。けっして「おもしろい」と表現できるような話ではないですが。

抱えた問題を一緒に考えて行こうって、なんておこがましい話だって思いました。でも彼らからみたら私はその道のプロで、解決のためにいるということなんです。

そういう意味ではプロ意識ともいうのかな。ある程度必要な知識やノウハウが身について、様々な事柄や状況にも対応できる余裕が心にもできて。自己確知って言ったりします、専門用語的に。それがようやくできた感じ。
やはり一人で右往左往してた頃はわかったふりして何も見えて無かったなぁと。

嫁さんがデザートに用意してくれたバナナをバナナケースから出して、頬張りながら、冷めた缶コーヒー飲んでそんなこと考えてました。

やっぱり、最後は愛なようですよ(笑)

◇と、切り替えて

て結局ゲームの話じゃないんだけども、みた映画について。

・「オリバー・ツイスト」
原作チャールズ・ディーケンズ(ス?)の長編小説。何度も映画化や舞台化されたものですが、私は今回の2005年版が初見です。
ロマン・ポランスキー監督 今回もイギリス映画です。でもなんか多国籍合作っぽい。

劇場公開当時はおすピーがCMやってた記憶があります。アニメ「家なき子」(世界名作劇場「家なき子レミ」じゃない方)が好きな私としては、救貧層の純真な少年の成長記物として同じ匂いを感じ、ちょっと期待していた作品ですが、なんかあんまりイマイチ、ピンとこなかったです。小説の雰囲気そのままの空間表現は秀逸ですけどね、凄い「本」的な表現や台詞だったんですが、あの雰囲気を実写で表現するのは難しいと思うんですけどね。

まぁとはいえ、例えば「レ・ミゼラブル」なんかもそうですが、長編小説原作物って、構成とか演出的に映画時間内に詰め込もうとするとこんな結果になるよねって感じは変わらず。シーンによってはキラリと光るカットはあっても、映画って連続性の見事さが問われるメディアなので、通して見て、結局「?」なところがあったら、その時点で残念としか言えない。オリバーの幸薄な描写が強すぎて、最後のめでたしめでたし!て印象が弱すぎる。

ハートフルな家族向けでも、カップル向けでもないし・・・。う~ん、雰囲気楽しむ系な映画でした。

・「バベル」
菊池凛子さんが新人女優賞を受賞したことで有名な作品。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督。イニャリトゥってなんか良いな。

作品タイトルはwikiで読んで初めてほほぉ~って思いました(笑)バベルの塔完成阻止のために、神がバベル住民の言語をバラバラにして意思疎通できなくさせたことから、登場人物たちの「言葉が通じない」「心が通わない」という趣向らしいです。

物語は、様々な国の様々な事象が重なり合って進み、時間軸も入れ替わるので、ちょっとでも目を離しているとすぐ分からなくなります。
冒頭に「リアルな描写を作るために、そういった生々しい場面もあるので注意してね」と注釈がでますが、誤って晩御飯食べながら見てしまい、大失敗でした(笑)

凛子さんに注目しがちだけどもサンティアゴ役のガエル・ガルシア・ベルナルが一番気になりました。「モーターサイクルダイアリーズ」のチェ・ゲバラのイメージがとても強いのですが、やはり男前やわ。
ケイト・ブランシェットさんも美人なんだけども「ロード・オブ・ザ・リング」のイメージが強すぎて笑ってしまう。これはうちの兄が原因なのですが、それはまた別の話。

内容については見てもらわないと説明も難しいし、感じ方も違うと思うのではっきり書けないんですが、今回も子役がうまくてよかったな。
う~んと、一言書くなら、いろんな愛を確認する映画って感じでしょうか。

◇いつもの

なんか「愛」のことばっかり書いてしまったような感じですが、今なら北斗神拳伝承できるかもしれんね。

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無題
こんばんは^^
結婚するメリット的な事をまだ考えてしまう歳なラブです。
クリスマスが近づくといい人現れないかなぁって思ってますorz
こういう話題が田舎に住む祖母に言わせると幸せを感じるそうです。
わたしの祖母は戦後に結婚したのですが、その当時は好きとか嫌いとかではなく、女性が嫁に行かなければ家の恥で結婚相手も親が連れてくるのが大半だったそうです。結婚後も子供の子育ては姑がして、自分は畑仕事をしたものだと言っていました。それから考えれば、自分の好きな仕事をして好きな相手と結婚してって素敵なことですね♪

あれ、内容ずれてないよねっw
コメント欄小さくてw・・・。
Posted by love URL 2009.11.20 Fri 18:11 編集
利点と難点
メリット、デメリットね~。

当事者の互いの理念が合致していれば、多少の障害とか損得は無いに等しいかもね。そこら変はLoveさんの近しい既婚者の方に話をきいてみてもいいかもしれないですね。
確かに人恋しい時期です。私はこういう時期だと一人のとき、スーパーで材料買ってきて「一人クリスマスパーティー」をして雑念を振り払っていました(笑)。雑念というのも、私自身がどうというより、周りの雰囲気(テレビなどもふくめて)があたかもカップルで過ごさなければいけないようで、まだそのときは彼女のかの字もなかったので「俺には関係ねぇ!」とワインあけて払拭してました。今振り返ると必死の抵抗だったなぁ。

おばあちゃんのお話。
うちの実家は商家ですので、嫁にきた祖母なんかは「商魂逞しい女将さん」という気質の女性でした。子育てに関しては話は聞いていないですが、結婚については、こっちも田舎ですから、必ずどなたか仲介人さんがいて、「どこそこの誰さんから紹介の何々さんの家の娘さんですよ」なんて紹介されてお嫁にきたみたいです。
じいちゃんは私が小さいころに亡くなってますが、ばあちゃんに話をきくと「頭がよくって男前で近所でも評判だったんだよ」とよく言ってたもんです。
もちろん冗談半分過剰評価な部分もありますが、そう言える関係ていいなぁって思います。
仕事の話なんかすると、うちの両親なんかも決して商売をしたかったわけじゃないみたいですが、それでも楽しくやってます。子どもからみても尊敬できる二人です。

そういう意味じゃ結婚の、夫婦の手本はやはり身近なところにありますかね。
Posted by 円@マスター 2009.11.21 Sat 14:47 編集
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