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何年経っても形が定まらず。イロイロ、テキトーに書いてます。
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◇戦う者の歌がきこえるか

まつもと市民芸術館に、10時20分頃到着しました。当施設には専用駐車場がないので、市営の駐車場に早めに行きました。混む心配もしたのですが、全然空いていて一安心。既に裏口には出待ちの方々が集まっていました。

3階4列40・41番

4階まである主ホールの3階の正面より右寄りの一番奥の列でした。客層はやはり圧倒的に女性が多いです。背も高く頭二つ以上出るので、なんだか目立っているように感じたのは決して自意識過剰ではないと思います。
通路側の端の席で、早めに着いてしまったので、後から来る人のために度々立ったり座ったりしてましたが、まぁいつものことです。

席からは舞台を見下ろす形です。オケもほとんどのぞける感じ。始まる前から興奮しきりで落ち着かなかったです。宝塚や他の舞台みたいに、口上や舞台挨拶があるわけではなく、時間どおりでしたが、唐突にはじまりました。チケット完売の割には空席あるなぁ~、と思ったら、あとから入ってくる人多いんです。ちょっとガッカリでしたね。

今回のキャスト・・・
ジャン・バルジャン・・・今井清隆
ジャベール・・・岡 幸二郎
エポニーヌ・・・坂本真綾
ファンティーヌ・・・シルビア・グラブ
コゼット・・・神田サヤカ(字わからず)
マリウス・・・山崎育三郎
テナルディエ・・・安崎 求
テナルディエの妻・・・森 久美子
等々 です。

CDやビデオで散々聞いた曲ばかりなのですが、もう冒頭から圧倒されて、序盤からメンタルのラインオーバーでした。神父の歌だけで涙とまらず、若干嫁さん引き気味。
今井清隆さんは特に足引きずっている演技してませんでしたが(ジャン・バルジャンは19年の投獄生活、足かせをずっとつけられていたのです)、小さい頃姉に「なぜジャン・バルジャンは足引きずってるの?」ときいたら「まだまだ甘いな」とか言われた記憶が。省略したのかな。

地元の新聞にもありましたが、テナルディエ夫妻はこっちの方言をアドリブで入れてくれて、歓声が上がってました。レ・ミゼの目玉の一つ、可動式のセットですが、これも実際に見たのは初めてですが見事なものですね。

シルビア・グラブさんのファンテーヌは、私の勝手なイメージで、もっと高い声でも良いと思うのですが、母の深い愛を表出する点では非常にありだと思います。ファンティーヌが不幸な人生に必死で立ち向かっている強さが出てました。そういう意味では、映画版のユマ・サーマンのファンティーヌと似てるかな。

逆に真綾嬢のエポニーヌはうちの母も言っていた通りやっぱり声量でいうとまだまだかなぁ、と思います、が、贔屓目無しで頑張ってたと思う。生真綾が初めてだった興奮もありますが、演技力や声質は流石に堂が入ってしっかりしたもの。がっちり脇を固めてたと思います。そういや売店で真綾嬢のエッセイとか売ってたけど全然興味なかったなぁ(笑)

マリウスは個人的に藤岡正明さんの印象があるのですが、今回の山崎さんも良かったです。イケメンでしたなぁ。マリウスは人がよさそうな朴訥な感じの風貌がいいと思うんですが、なんか美青年て感じでした。
アンジョルラスの原田さんは子役時代にガブローシュもやっていたんですね。サラブレットさん。嫁さんは原田さんお気に入りでした。彼もイケメンですなぁ。

神田サヤカは2009からの新キャストの一人なんですね。流石にフリフリな衣装は似合います。歌はもっと舞台重ねたほうがいいなって印象。母ちゃんも実は声低いもんな。高音域頑張れ。

「ピープルソング」「オンマイオウン」は一緒に歌えてうれしかったなぁ~。
「オンマイオウン」時はスタンディングオベーションで真綾嬢を送りたかったですが、一人でそんなこともできず。
「プリュメ街」なんかも好きな曲なので感動でした。

第二部は基本的にずっと泣いてました。号泣状態。ハンカチで拭いていましたが、気がついたら隣で嫁さんもティッシュを大量に消費していました。号泣夫婦。「カフェソング」とかやられました。そんな演出があったなんて。

バルジャンVSジャベはもうベテランさんの域のお二人なので、安心してみれた感じ。ただ小コゼットをバルジャンがジャイアントスイングするシーンは何度みてもちょっとヒヤッとする(笑)

一応松本公演最終日で、カーテンコールは6回も出てきてくれたのに、あんまりお客さん立たないんだよな。私は3回目の時点で立ってたけど。まぁ、ちょっとシニアな世代の女性も多かったので総立ちとまでいかなくても、反応薄くないかい?今までみた舞台で一番客のノリ悪かったですね。もちろんS席の皆さんは盛り上がってたけど。
嫁さんは一人立ってる夫に困惑気味だったけど、オケの電気が全然消えてないし、まだ準備する様子も見えることを教えると一緒に立ってくれました。最後は簡単なメドレーで締めて下さいましたが、そのときは満場手拍子だったかな。

今回は「このミュージカルは人生を変える」とのキャッチコピーでしたが、嫁さんに感想をきくと、「やはり人は一人では生きていけないんだ」と答えてくれました。
・・・深い、のかな。

やはり生はいい。これ程圧倒されるとは。是非一度見るべきです。帝劇公演の前売りもはじまったし、もう一回みたい?


◇そのあとは

地ワインを買って帰るのは決まりごとになってます。気がついたら自分より沢山飲まれていてビビりましたが。

◇んでXBOX・・・

「H・A・W・X」の体験版プレイしてみました。なんかABやミッソーの起動が視覚的に見えたりするのがSF的でそこら辺アメリカっぽいなと思いましたが、完全な第三者視点での機体操作は今までのFSにはないことだったので、面白いです。リプレイでしか見れなかったようなシーンがプレイできるというのは新しい。ただ、すこぶる操作しにくいですが。普通に後方視点で良いかな。操作ボタンはほとんど「AC6」と一緒。右トリガーでアクセル、左トリガーでブレーキ、左スティックで機体操作、右スティックでカメラ操作、Aボタンでミッソー、Bボタンで機銃。兵装変換は十字キーっぽいです。

SEとかアラーム音が超アメリカン!よくも悪くもゲーム的サウンド。BGMは微妙でしたが製品版ではないですからね。ミッソーの起動は「AC6」と比べるとホーミング性が強くてプレイヤーに易しいです。当てやすい。


◇いつもの

やっぱり泣くって大事なことだと思います。すっきりするし。

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どういう人かって他人に聞いたら「静かな人」
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